オフィスLANを取り巻く環境の変化
COVID-19の流行に伴い、オフィスLANを取り巻く環境は著しく変化しています。
ソーシャルディスタンス | ・COVID-19の流行に伴い、企業におけるワークスペースへの考え方が変わりました。スペースレス化の目的とした無線LANではなく、フリースペース化と各人が距離をとる必要があります。 |
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社内PCのノート化 |
・PC入れ替えのタイミングでデスクトップPCからノートPCへの切り替え需要が多くなっています。 ・ファシリティ管理からオフイス移転やレイアウト変更の柔軟性を持たせるために有線LANの最小化が促進されています。 |
技術革新=Wi-Fi6 |
・Wi-Fi5までの考えと異なり、混雑した電波環境で利用する技術要素や電波干渉を軽減する機能が組み込まれています。 ・セキュリティ規格の強化(WPA3)がWi-Fi6では組み込まれています。 |
利用者の可視化 |
・クラウド型ネットワークが導入検討がされ始めています。属人対応のネットワーク管理が汎用化されます。 ・無線LANに接続しているデバイス状態や使用アプリケーションの可視化が出来るため負荷要因の予防保全などがおこなえます。 |
有線LANにおける課題
日々の有線LANを運用管理されている中で以下のようなお困りごとはありませんか?
・配線工事が必要
接続をするためには、配線工事が必要となります。
オフィスレイアウト変更する場合にも、工事が必要となる可能性があります。
・端末の移動ができない
LANケーブルが届くところでしかインターネットに接続できません。
例えば会議室にLANケーブルがなければ、パソコンを会議室に移動させてもインターネットに接続することはできません。
・スマートフォンやタブレット端末が使用できない
スマートフォンやタブレットにはLANケーブルを接続するポートがありません。
つまり有線LANのみの環境ではインターネットに接続することができません。
古い無線LANにおける課題
日々の無線LANを運用管理されている中で以下のようなお困りごとはありませんか?
通信の品質・信頼性
・無線接続のPC・モバイル端末が増加
帯域の取り合い・通信の干渉によって通信不可・速度低下が発生する
・会議室や別フロアへの移動
遠いアクセスポイントとの通信が維持通信が不安定になる
セキュリティ
・認証がID/パスワードのみ
不正接続のリスクがあり、情報漏えい・改ざんが発生する
古い通信暗号化方式が利用されている
脆弱性をつかれ、通信を盗聴される恐れがある
無線LANソリューションがその
「課題」を解消します
最新のWifi6無線LANを導入すれば、
「工事」「移動」「端末」の制限を気にせずネットワーク運用管理が行えます。
・配線工事が不要
配線する必要が無いため、そのための工事をする必要がありません。
配線に縛られず、自由にオフィスレイアウトを変更することができます。
・端末の移動が簡単
電波が届く限りネットワークへ接続することができます。
端末を自由に移動させることができるため、「フリーアドレス」とすることもできます。
・スマートフォンやタブレット端末が使用できない
無線LANではスマートフォンやタブレットもインターネット接続することができます。
そのほかにもパソコンやプリンタなど、さまざまな機器の接続ができます。
最新の無線LANでは「通信品質の不満」「セキュリティの不安」を取り除くことが可能です。
通信の品質・信頼性
・根本の通信方式の改良
マルチパス・電波干渉の影響を受けにくい
・機器性能向上に応じた適切なAP配置
ローミングの問題が発生しづらい
・通信速度の向上
通信速度9.6Gbps(Wi-Fi 6)を実現
セキュリティ
・証明書・認証サーバによるユーザ認証が可能
不正接続を防止
・通信暗号化方式にWPA3を利用
第三者から通信の解読がされにくい
・SSIDによるネットワーク分離
意図しないネットワーク接続を遮断
有線LAN
レイアウト変更時には物理配線作業、パッチ作業が発生する

変更前

変更後
無線LAN
レイアウト変更時には物理配線作業、パッチ作業の必要なし

変更前

変更後
端末移動の簡単さ
電波の届く限り、どこからでもネットワークへ接続することができます。
そのため、端末を自由に移動させることが可能になります。

通信の品質・信頼性
●通信速度の向上
通信速度が大きく向上し、スムーズな通信が可能です。
通信速度(理論値)の変化

より最新のWi-Fi規格に変更することで、ストレスのない快適な通信が実現できます
セキュリティ
●証明書・認証サーバを使ったユーザ認証
RADIUS/ADと連携し、証明書を利用したユーザ認証が可能ため
不正なユーザの接続を予防できます。

認証サーバはクラウド・オンプレどちらでも可能ですご相談ください
セキュリティ
●SSIDによるネットワーク分離可能
用途毎にSSIDを設計し、ネットワークを分離することで
意図しない通信や無線LANを利用した攻撃を遮断します。

JSOLが選ばれる理由
なぜJSOLが選ばれるか
製品に依存しない強いコーディネート力を発揮
顧客ニーズや成熟度モデルに添ったソリューションをご提案
製薬・製造など さまざまな業種での導入実績
プロジェクトマネジメント力
インフラ領域でのプライムパートナーの実績(マルチベンダー協賛を含め)
各領域の専門家を結集したプロジェクト体制をご提供
要件定義~構築・運用まで一気通貫でご提供
導入後の運用保守をサポート
定型サポートではなく、顧客ニーズに適した運用保守サービスをご提供
無線LAN利用までの流れ
ご要望に応じた無線LANを、弊社にて一気通貫で提供することが可能です。
導入の流れ
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要件整理 お客様のご要望を整理いたします。(必要に応じて)
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現地調査 電波強度やAP設置箇所、配線可否を調査
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機器選定・設計導入機器の選定、無線LAN環境の設計
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構築・設置工事無線LAN機器の構築、現地での設置工事を実施
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稼働確認・リリース無線LANの正常稼働確認を実施し、サービスのリリース
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運用保守サービス弊社の運用保守サービスを提供(必要に応じて)
導入事例
導入事例:執務室・会議室の有線LANを無線化
有線LANに依存した「動かせないPC環境」を無線化で快適で柔軟なLAN環境に改善。
会社保険代理店業務 A社
概要社内LANを有線から無線へ刷新
期間4か月(要件定義・現地調査分析・設計・構築)
規模4拠点 計18フロア
台数AP:20台、L2スイッチ:15台、認証サーバ:1台
費用約25,000,000円(機器本体/ライセンス費用含む)

